珈琲ライフ贅沢倶楽部ドイコーヒー
『製造業で働く人間こそ幸せにならなければならない』
長時間労働もあり、つらいことも多い。
油にまみれて、人に理解されることも少ない。
世間的に言われるような高い収入も得る可能性は少ない。
それが日本の製造業に現実です。
今の日本において数多くある職場の中において魅力的な職場に写ることが少なくなっているかもしれません。
しかし日本の製造業が作り出す商品の品質も魅力がないものになっているでしょうか？
決してそのようなことはないと私は考えます。
コーヒー以外のいろいろなモノづくりの現場に行けば行くほど、日本の製造業が作り出すモノの品質に気づかされます。
日本の製造業の真実の現場では、使う人が意識していない以上の満足を感じてもらえる品質の高いモノづくりに挑んでいく。
こうした日本の底流に流れる考え方が生き続けているからではないでしょうか。
報われないとしても、一生懸命自分の力を尽くしている人間の姿がある。
それが日本の製造業の真実の現場のはずです。
建築家 安藤忠雄氏は、「モノづくりは、根気のいる仕事であるが、モノに生命を与えるという尊い仕事であり、モノに触れて生きているという充実感がある。」と述べています。
私はコーヒーを製造している人間としてこう考えています。
モノづくりの現場で一生懸命働く人間の努力は報われるべきである。そしてそれができる人間は幸せにならなければならない。
こうした当たり前のことが私たちの身の回りにおいて実現できなくなっているのは、世の中に情報があふれ複雑になったがゆえに、自分たちが作り出しているモノの品質の良さが、相手に対して少しだけ伝わってないだけではないでしょうか。
インターネットは、自分たちが作り出している商品の良さを伝えるには、最適な道具です。
製造業で働く人間は自分が使う道具の使い方に精通しているはずです。同じように今の時代インターネットを道具と考えて、自分の目の前にある道具のように、当たり前に使いこなす必要があります。
そうすることで自分たちが作り出しているモノの素晴らしさを、市場の多くの方に伝えることが可能となるからです。
『現場で一生懸命働く人間の努力は報われる。それができる人間は、幸せにならなければならない。』
このセミナーを聞いた方がインターネットを道具として活用していくことで、日本に当たり前にあった
モノづくりで働く人間の当たり前が取り戻せることを期待しています。
株式会社 土居珈琲 土居陽介
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